ポリエーテルサルホン樹脂の補綴臨床への応用に関する基礎的研究第 1 報
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概要
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Recently, polyethersulfone resin (PES), substituing for acrylic resin, has been introduced as a denture base material. PES excells in mechanical properties, thermal resistance, and abrasive resistance, and is stable chemically, and has no harmful effect on the oral mucosa. Thus, PES appears to have favorable properties for a denture base material. There are, however, some unclear aspects in its manageability and clinical applications. Therefore, an investigation was made of its plasticity, vertical dimensional change of artificial tooth at molding of the denture, bonding strength of artificial tooth to PES, deformation at molding. The results were as follows : 1. The test portion was selected under the clasp tang where considered to be the most difficult to mold and the feasibility of packing was examined. As a result, it was found that relief of 0.65mm and over would be required to pack under the clasp tang completely. 2. Examination of rising of artificial tooth at molding the denture, the eliminable area changing to 3, 6, and 10mm, showed that increase in the width of eliminable area tended to increase the extent of rise of artificial tooth. Making the width of the eliminable area 3mm, resulted in 0.17 ± 0.09mm rise and the effect on occlusal vertical dimension increase was made small. 3. The bonding material specified for PES did not produce satisfactory bonding strength of artificial tooth to PES. Only when undercut had been given on the base of the artificial tooth, the bonding strength of artificial tooth similared to that to heatcured polymerized resin. 4. A mold shrinkage rate of PES was rather large with 4.4 ± 0.3%.
- 九州歯科学会の論文
- 1987-08-25
著者
-
有田 正博
九州歯科大学共用試験OSCE実行委員会
-
豊田 静夫
九州歯科大学第一補綴学講座
-
有田 正博
九州歯科大学 生理
-
豊田 静夫
九州歯科大学歯科補綴学第1講座
-
豊田 静夫
九州歯科大学
-
篠原 功
九州歯科大学歯科補綴学第1講座
-
三宅 茂樹
九州歯科大学歯科補綴学第1講座
-
佐藤 清高
九州歯科大学歯科補綴第1講座
-
柘植 伸平
九州歯科大学歯科補綴学第1講座
-
篠原 功
九州歯科大学 第1歯補綴
-
有田 正博
九州歯科大学 口腔機能再建学講座 顎口腔欠損再構築学分野
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