高温酸化によりNi-Cr二元合金上に生成された酸化物の微細構造
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概要
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4種の試作Ni-Cr二元合金(5%Cr, 10%Cr, 15%Cr, 20%Cr)を空気中1, 000℃で高温酸化し, 熱重量測定, X線マイクロアナライザ, およびX線回折などにより酸化現象を分析した.5%Crと10%Crでは酸化温度が一定であるにもかかわらず, breakawayが認められ, またその酸化膜は多層構造であり, 合金と接する層にはCr_2O_3のPegが生成されていた.15%Crと20%Crでは内側の酸化層は均質なCr酸化物であった.Crを薄く蒸着した純Niの酸化において, CrマーカーはNiO酸化膜の中間に存在し, 酸素の気体拡散も予想された.結論として, 酸化物の構造(多層構造やpegの形成)を決定する重要な因子は酸素の挙動(内方への拡散など)であることが確認された.
- 1988-05-25
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