P-18 インプラント用ジルコニアセラミックスの開発
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概要
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正方晶ジルコニアセラミックス(以下、TZPと略称。)は高強度、強靭性の故に、次世代のセラミックスインプラント素材として、注目されている。しかし、正方晶系から、単斜晶系への相転移及び、それに随伴した強度低下のメカニズムが解明されておらず、インプラント素材としての信頼性に欠けていた。そこで、演者らは、TZPを異なった温度の水中でagingして、相転移率、抗析強度等を経時的に測定した。そして、この結果を島田^<(1)>らの研究をもとに解析し、生体内での、TZPの抗折強度の経時変化を、予測する事ができたので報告する。
- 1988-09-01