高銅アマルガムの腐食挙動(その2)
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概要
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市販のアマルガムのCu量を変化し, 定電位電解法により, 0.1%Na_2S溶液中で, 分極曲線を-1.5Vから1.5Vまで6分間に変化させながら測定した.その結果によると, 0.9%NaCl溶液中の結果とは逆で, Cu量が増加すると耐硫化性は次第に悪くなってきた.したがって, Cu量をAuで置換すると, 耐硫化性は著しく改善することがわかった.この原因は, 耐硫化性の悪いCu_6Sn_5をAuSn_4に変える事により良く説明する事ができる.
- 日本歯科理工学会の論文
- 1982-05-25
著者
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