接着性レジンと合金の接着機構の解明に関する研究 : 水素ガス還元法で得た金属清浄化表面に対する接着性レジンの接着性
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概要
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接着性レジン(4-META/MMA-TBB)と合金の接着機構における合金表面の酸化膜,不動態被膜の役割を解明するために,さらに,これらの被膜の存在しない金属そのものに対する接着性レジンの接着性を調べるために,水素ガス還元法で得た金属の清浄化表面に対する接着性を検討した。 その結果,酸化膜や不動態被膜が存在しなくても接着性レジンは金属に接着し,これらの被膜は両者の接着機構に本質的な役割を果たすものではないことが明らかになった。引張試験で求めた接着強さにおいて,卑金属では,優れた接着性はCr, Co, Feで得られ,破断面はすべての試験片でレジン内での凝集破壊を呈していた。Niは卑金属中で接着性が一番劣っており,破断面は接着部の周辺で界面破壊を,中心部で凝集破壊を示した。貴金属ではAgとAuが比較的良い接着性を示すが,PtとPdは熱サイクル中に全面に界面破壊を起こす場合があり,実験に使用した金属中で一番接着性が悪かった。金属の種類による接着性は次の順で悪くなった。Cr≃Co≃Fe>Cu>Ag>Au≃Ni>Pt>Pd
- 1989-06-25
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