学習方略に関する因果モデルの検討
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概要
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本研究は, 中学生を対象として, 「調整方略」と「処理方略」という2種類の性質の異なる学習方略の関係について検討することを目的とする.達成目標→調整方略→処理方略→学業成績という因果関係を調べるために, 構造方程式モデリングによるパス解析を実施した.その結果, 仮定された因果モデルの適合度が高いことが確認でき, 「調整方略」を「処理方略」よりも高次に位置する学習方略と捉えることが妥当である可能性が示された.
- 日本教育工学会の論文
- 2005-03-20