和音の協和について
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概要
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和音の協和の具合を示す指標として、従来2音の間に生じるうなりを考慮してきた。本研究では和音を構成する音の強めあいの効果について着目し、すべての部分音が基音の周波数と整数倍関係にあり、その強さを簡単な式によって表現することができるという理想的な周波数スペクトルを持った音源を想定し、等感度についても考慮することで、純正律、ピタゴラス音律、中全音律によるハ長調の主要3和音についてその協和の度合いを算出した。
- 2004-12-12
和音の協和の具合を示す指標として、従来2音の間に生じるうなりを考慮してきた。本研究では和音を構成する音の強めあいの効果について着目し、すべての部分音が基音の周波数と整数倍関係にあり、その強さを簡単な式によって表現することができるという理想的な周波数スペクトルを持った音源を想定し、等感度についても考慮することで、純正律、ピタゴラス音律、中全音律によるハ長調の主要3和音についてその協和の度合いを算出した。