機能的規模見積技法の標準化の動向
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概要
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ソフトウェアを測定する上で規模は基本となる尺度である. 規模の尺度として従来一般的であったプログラム行数が, ソフトウェア開発パラダイム等の変化により必ずしも効果的な尺度でないことがわかってきた. この代替案として, ソフトウェアの機能に着目した機能的規模見積法が注目を集めている. 機能的規模見積技法の代表的手法には, 最近利用者が増加しているファンクションポイント法がある. この様な背景受けて, ISO/IEC JTC1/SC7/WG12は, 1993年よりFunctional Sizing Measurement (FSM)のタイトルの下に機能的規模見積技法(FSMM)の国際標準化を進めている. 本稿では, FSMの標準化の内容, 進捗状況及び将来展望について報告する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-07-25
著者
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