事後確率を用いた移動物体検出手法
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概要
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背景環境での変動が多いシーンにおいても移動物体だけを検出できる物体検出方法を報告する.本手法は,事後確率を算出することによって変化が定常的か否かを判別しようという考えに基づいている.このことにより,人物等の移動物体の背後にある樹木やTVモニタ等の輝度変動を起こす物体の影響を受けることなく,移動物体のみを検出することができる.さらに,本手法では統計的判別手法を導入することにより,従来の経験的に決定されたしきい値処理ではなく,定式化された検出基準を用いることができる.さらに,シミュレーションを含めた計3シーンで報告手法の有効性を検証した結果についても述べる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-09-20
著者
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