ファジィルールと遺伝的アルゴリズムを用いた知識ベースシステムの一提案
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概要
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ファジィ制御のチューニング問題を遺伝的アルゴリズムにより解決する手法について説明する.チューニング問題とは, 与えられた出力値とファジィ制御の結果との差の2乗を最小にするように, メンバシップ関数の形状やANDとORの演算子, 非ファジィ化関数の形状などを調整することをいう.遺伝的アルゴリズムを用いてファジィルールを表現し, 実行することによってファジィルールが調整される.次に, 遺伝的アルゴリズムに必要なパラメータの調整にファジィルールを用いる方法を定式化する.具体的には, 個体数や交差分割, 確率等の決定にファジィ制御を用いる.本手法は, エキスパートの知識を表現できるので, 新たな知的処理システムと考えることができる.
- 1996-12-15
著者
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