区間表現法によるファジィ集合の基本的演算とファジィ数のt-ノルム演算の一般化(I) : ファジィ集合の基本的演算とMax Minファジィ数演算の場合
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概要
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本論文は区間表現法(αレベル集合、αカット区間法)によるファジィ集合の基本的演算とファジィ数のt-ノルム演算の一般化とを提案する。提案する方法は従来の点関数(例えば、L-R関数表現、離散表現法等)による方法と比較して、計算量は少なく、簡便、実用的かつ柔軟である。最初に通常、点関数でファジィ集合の基本的演算が扱われているのに対して、区間表現法によりそれらを扱えることを述べる。更に、1975年に L.A.ZADEH によって提唱された拡張原理に基づく、実数軸上に可能性分布として定義されたファジィ数に対して、t-ノルムの一つとしてMinについてのファジィ演算を区間表現法により求められる一般化した方法を述べる。これらの一般化を行なうために、t-ノルム演算に対して、α等高線図の概念を導入した。
- 日本知能情報ファジィ学会の論文
- 1993-10-15
著者
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