遺伝的アルゴリズムを用いた光パス設定法の検討
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概要
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次世代の広帯域ネットワークを実現する技術としてWDM(Wavelength Division Multiplexing)が注目されている.このWDMと光スイッチを組み合わせることにより構成されるWDMフォトニックネットワークでは, 物理トポロジの上に仮想トポロジ(論理トポロジ)が構築できる.仮想トポロジを動的に再構成することができれば, 各ノードの負荷や輻輳, 遅延, 故障など, その時々の状況に応じて効率的にネットワークを運用することができる.しかし, 単一のファイバに収容できる波長数には限りがあるため、仮想トポロジの構成にも制約がある.この制約の範囲内で, 効率的な仮想トポロジを構成するための光パスの設定を決定することが必要となる(光パス設定問題).この光パス設定問題はNP困難であり, 比較的小さな規模のネットワークでも現実的な時間内で解くことが困難である.本稿では, ネットワーク全体の遅延を最小化することを目的として, 遺伝的アルゴリズム(CA:Genetic Algorithm)を適用して光パス設定問題を解く手法を提案し, 計算機によるシミュレーションを通して評価する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2000-11-09
著者
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