AS間経路制御監視システムに関する一考察 : マルチエージェントによるAS間経路監視システム
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概要
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インターネットの経路制御上の問題として、経路更新情報が頻繁に送られるような不安定な経路-経路フラップ-の問題がある。経路フラップを根本的に解決するためには、異常の発見と原因究明が必要であり、そのためにはASを越える経路の監視-AS間経路監視-が必要である。現在利用可能な監視手法は、詳細情報の欠如、不統一なデータ形式などの問題により、フラップの発見や原因の推測を行うことができない。本論文では、経路フラップの発見や原因の推測を行う、マルチエージェントによるAS間経路監視システムを提案する。本システムは、経路の変動履歴情報を自律的に収集、解析しフラップの発生を検出する。また必要に応じて複数のエージェントが協力して経路フラップの発生源の推測を行う。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-06-06
著者
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