マグネティック・スプリング・モデルによるグラフ描画法について
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概要
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グラフを辺がスプリングで構成される物理モデルとみなし,その安定状態を見つけることでレイアウトを自動的に求めるスプリング・モデルに,「磁場」の概念を導入したマグネティック・スプリング・モデルを提案する.提案する方法では,辺を「方位磁針」と見なすことで磁場から受ける回転力が定義され,辺の向きや方向を制御することが可能である.それにより,複数種類の辺を持つ有向グラフのレイアウトにおいてそれぞれの辺を一定の方向に向かせることや,混在グラフ(有向辺と無向辺が混在したグラフ)のレイアウトにおいて有向辺だけを一定方向を向ける,無向辺も特定の方向にそろえるといった制御が可能になった.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-07-14
著者
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三末 和男
株式会社富士通研究所情報社会科学研究所
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三末 和男
(株)富士通研究所 コンピュータシステム研究所 ドキュメント処理研究部
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杉山 公造
株式会社富士通研究所情報社会科学研究所
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杉山 公造
(株)富士通研究所情報社会科学研究所
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杉山 公造
(株)富士通研究所
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