直交計画法を用いた局所探索法
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概要
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直交計画法を近傍定義と局所的最適方向決定に用いる局所探索法は、従来の差分近似によるものに比べ、特にノイズを含む目的関数の最適化問題において良い性能を発揮する。この問題は、評価値に影響する要因を全部は考慮できない状態をモデル化していると見なせ、一般性が高い。直交計画法を用いた最適方向決定の頑健さは、各変数の方向決定に近傍全点による統計的推定量を用いていることによる。本稿では方式の特徴を性能をノイズを含んだ簡単な二次関数を用いて示す。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2000-06-26