持続性楽器音の調和性の時間変化についてFI/Ob/Trp/VIの場合
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概要
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この論文では、FI/Ob/Trp/VIの4種類の楽器音の調和性の時間的な変化について述べている.管楽器や擦楽器などの持続音の調和性の研究はピッチ分析方法や合成方法の開発、楽器の発音機構の解明などに必要なテーマである.また調和性は楽器の演奏の巧拙と関係があることも考えられ、演奏評価の一つのパラメータとなりうる可能性がある.分析の結果、Ob/Trpではこの調和性を仮定してもよいが、FI/VI、特にVIではビブラートにより非調和性が生じ、さらにその非調和性がビブラートと同期していることが解った。また、線形なフィルタを用いて同様の現象が再現できることも確かめられた.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-02-20
著者
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