京都大学総合情報メディアセンターの対話的ヘルプシステムと京都大学附属図書館の自動レファレンス・サービス・システム
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概要
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自然言語で記述した知識ベースとの柔軟な照合に基づき, ユーザのキーボード入力の質問に対話的に答えるシステムのデモを行う.このシステムは, ユーザ発話を文脈に応じて解釈する機能, 未知語や曖昧な質問に聞き返しを行う機能などを持つ.京都大学総合情報メディアセンターの対話的ヘルプシステムは, センターの提供するワークステーション, パソコンの環境, アプリケーション等に関する質問に答えるもので, 99年7月以降試験運用を行い, これまでに約2000の質問を受け入れ, その40%に適切な回答を行っている.京都大学附属図書館の自動レファレンス・サービス・システムは, 知識ベースとの柔軟な照合と, 国立国会図書館分類法のデータベースの利用によって「質問に対してその調べ方を答える」というレファレンス・サービスの基本機能を実現したもので, 今後, 試験運用を行っていく予定である.
- 2000-06-01
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