2階の導関数に対する差分表現法の一提案
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概要
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本論文では, Poisson方程式に現れる2階の導関数の近似に関する差分法の提案と検証を行う.差分法による離散化において, 格子間隔が不等間隔になると, 従来の近似の方法では精度が1次精度に落ちてしまう, そこで, 本研究では, 2階の導関数を(i)離散点同士の関係式, と(ii)1階の導関数を含む式, に"分離"して考える.そして, 後者に対する近似精度を保持する方法として, 初期値問題によく用いられるRunge-Kutta法を援用する.このようにして得られた新しい差分表現法の有効性を検証する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2000-10-06
著者
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