WSクラスタにおけるデータベース並列検索の評価分析
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概要
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データベースが巨大化し続けた一方で、データベースシステムを単なるデータの蓄積のためだけでなく、蓄積されたデータから様々な情報を引き出す活用法が注目されている。そこでは、高速に検索する性能が要求されるが、データ量が増えると検索の処理量は急激に増えるため、検索の並列処理が必須の技術となる。そこで、複数のワークステーションを用いた並列検索を実現し、評価実験を行なった。その結果、並列検索ではデータの格納方法によっては著しく性能が劣化することが分った。分析を行なったところ、ディスクI/Oの競合以外に、プロセス間同期によるCPU***の多発が原因であることが分った。本稿では、並列検索の実験とその評価分析について報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-03-06
著者
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