協調型ソフトウェア・アーキテクチャに基づく開放型システムの仕様記述モデル
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概要
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ネットワークで結ばれた計算機が各々の計算資源を相互に利用するシステムでは,システムの変化を前提として,部分的なふるまいに分割して捉えるほうがシステムのふるまいを明確に把握できる可能性がある.本稿では,このような「開いた」システムを対象とする仕様記述モデルについて述べる.このモデルは,エージェントと,エージェントの直接の影響範囲を規定する場から構成される.エージェントが置かれた環境に適合するための記述を,それ以外の記述とは分離するしくみとして,メタレベルの記述を用いる.エージェント指向言語Flageに基づいた仕様記述言語を設定し,簡単な例題について記述例を示す.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-01-26
著者
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本位田 真一
新ソフトウェア構造化モデル研究本部 情報処理振興事業協会(IPA)
-
来間 啓伸
株式会社日立製作所システム開発研究所:総合研究大学院大学
-
来間 啓伸
新ソフトウェア構造化モデル研究本部情報処理振興事業協会(IPA)
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