サイエンティフィックデータベースのためのデータモデルの一提案 : 考古学データベースを例として

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概要

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本論文ではサイエンティフィックデータベースへのさまざまな要求について考察し、この要求を満たす新たなデータモデルを提案する。本データモデルの主な目的は、(1)データベース化を考慮していないデータを柔軟に扱うこと、(2)同じ対象物に対して異なる属性名や属性値を付与可能とすること、(3)データやオブジェクトの妥当性を検証可能とすることである。(1)のために、データベースをオブジェクトではなくデータの集合ととらえ、未整理のデータを画一的に扱える基本データベースと整理済みのデータを格納する導出データベースを導入する。さらに、名前付けされたデータの集合をオブジェクトとし、オブジェクトの集まりをバンドルとする。(2)のために対象物を表わすオブジェクトに対して視点を導入する。(3)のためにデータやオブジェクトの導出過程をシステムが管理する。
1995-01-26

論文 | ランダム

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