関係データベースに基づく半構造データの実現と管理
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概要
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この論文で, 関係データベースを中心に据えた半構造データ管理の可能性と限界を論じる. 半構造データは, 無構造データと強構造データの中間に位置付けらる. これらの管理を論じるには, 強構造データでは禁止される構造の不規則性をある程度許容しつつ,無構造データにはない構造の規則性を活用しなければならない. 著者等は, 関係データベースからの HTML 文書等の動的生成ソフトウェアの開発経験から, 柔軟性に乏しい関係データベースを情報の格納媒体としながらも, ある種の不規則構造の取扱が可能であることを学んだ. 特に, 動的質簡呼び出しを WWW 上での操作と対応付けて遅延評価することで, データベース上の再帰的遂行(recursive navigation)を実現することができる.
- 1998-01-19
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