シグネチャファイルによる集合値検索のコスト評価
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概要
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集合データは基本的なデータ構造であり,複合オブジェクトの部分構造としても頻繁に現れる.このため,集合値に関する検索条件を効率よく支援する索引機構は,高度な応用分野を対象としたデータベースシステムにおいて重要なものとなる.筆者らは,従来テキスト検索で用いられてきたシグネチャファイルを集合値検索に適用することを提案し,コスト評価,および効率的な問い合わせ処理方式などについて議論を行なってきた.これまでの議論は比較的小規模のデータベースを対象としてきたが,本論文ではその議論をさらにすすめ,中規模のデータベースにおけるシグネチャファイルのコスト評価を行なう.シグネチャファイルの構成手法としてはビットスライストシグネチャファイル(bit-sliced signature file, BSSF)を対象とし,入れ子型インデックス(nested index)との比較を行なう.中規模のデータベースにも対応できるよう,従来のコストモデルを拡張し,検索コスト,記憶コスト,更新コストを評価する.また,ビットスライストシグネチャファイルを圧縮した場合のコストについても考察を行ない,圧縮を用いたシグネチャファイルが,中規模のデータベースにおける集合値検索機構として有望であることを示す.
- 1993-07-21
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