多層チャネル配線方法
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概要
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本稿で提案する多層チャネル配線方法は,(1)貫通ビア禁止,端子層固定モデルの下で配線層を効率的に使用する層割当,(2)配線間のクロストークノイズを低減する並行配線長制御を特長としている.層割当方法では,初期解として,接続する支線層から受ける制約を守った幹線層を求めた後,各幹線層の混雑度を均一化する幹線分割層変換処理を行なうことにより,チャネル高さの最小化を可能とした.並行配線長制御方法では,幹線層の混雑度に応じ,垂直制約グラフに最適な無向枝を挿入することで,チャネル高さを増大させることなく並行配線長制約の遵守を可能とした.計算機実験の結果,5層の例題で短時間で最小チャネル高さの配線結果が得られることを確認した.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-06-25
著者
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