中国語を母語とする日本語学習者のためのマルチメディアによる理科教材の開発
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
1990年の入管法改正以後、日本語指導を必要とする外国人子女が国内の小・中学校で急増している。年少者に対する日本語指導では、生活言語能力の違いを峻別する必要がある。つまり、日常会話ができるからと言って、必ずしも社会や理科の学習内容が理解できるとは限らないということである。日本語を母語としない学習者にとって、社会や理科のように言語に依存する度合いの高い教科は学習上大きな困難を伴う。本研究では、中学校理科1分野および2分野の教科書をもとに日本語と中国語の対訳形式の補助教材を作成し、さらに、ハイパーカードを用いて、文字だけでなく写真や音声などを含んだマルチメディアによる理科教材の試作を行った。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-09-15
著者
関連論文
- マンガ研究の現在
- 大学の授業における電子メ-ル利用とその効果 (情報教育・映像教育--金沢大学 1995年9月9日(土))
- 中国語を母語とする日本語学習者のためのマルチメディアによる理科教材の開発
- マンガによる表現が学習内容の理解と保持に及ぼす効果
- 日本の小学校・中学校の教科書における説明図への言及とキャプションの分析
- 日本の小学校・中学校の教科書における説明図を検討する
- 日本の小学校・中学校の教科書における説明図の調査
- 時間経過による学習マンガの内容の記憶保持
- 電子メール利用とコミュニケーション能力との関係
- メモと構想が口述筆記に及ぼす影響