強正規化性とPER Model
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概要
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本稿では、λ計算と組合せ論理の強正規化性を、型の制約のある/ない状況で調べる。まず、型の制約のない状況において、λ計算の項から組合せ論理の項への変換で、強正規化性を保存し反映するものを与える。それにより、(1)ゲーデルのλ計算の強正規化性の、順序数割り当てによる証明を簡単にできる。また、(2)多相型λ計算の複雑な強正規化性の証明を2つの独立した段階に分けられる。(i)項書換え系の議論と(ii)型理論のモデルの標準的な議論、すなわち、PERモデルによる議論である。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-11-30
著者
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