オブジェクト指向スクリプト言語RubyによるXMLの処理
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概要
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XML処理言語として, オブジェクト指向スクリプト言語であるRubyを取り上げ, その可能性を検討する。まずべースとなる言語であるRubyとパーサとして用いたExpatについて紹介し, これらを用いたXMLの処理系の設計方針, 開発内容などについて述べる。次にこの処理系によるプログラミング手法について具体的なプログラム例を用いて説明する。最後に, Rubyと類似のXML処理系をサポートするPython, Perlとの比較を行い, Ruby によるXML処理系の評価および考察を行う。RubyによるXMLの処理系は, 現状の主流言語であるC, C++, Javaなどに比ベ, 小規模なウエブサイトをXMLの枠組みで構築するような場合に適しており, 今後のパーソナルな情報発信のためのウエブサイト構築に有効なツールになり得ると考える。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1999-05-27
著者
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