マイクロホンアレーを用いたHMMに基づく音源識別の評価
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
テレビ会議システムや音声による機器の制御において, 発話者から離れた位置にあるマイクロホンで発話者の音声を高音質に受音することは極めて重要である.そこで発話者から離れた位置にあるマイクロホンでも発話者の音声を高音質に受音する方法としてマイクロホンアレーが注目されている.マイクロホンアレーを用いて高音質に発話者の音声を受音するためには, 発話者の方向を推定することが必要となる.しかし, これまでの方向推定に関する研究では, 複数の音源方向を推定することは多数試みられているが, その中から話者方向を推定することは困難であった.そこで本稿では, HMMに基づく音源識別を用いた話者位置推定法を提案する.まず, マイクロホンアレーを用いて音源方向を推定したのちに, ビームフォーミングを行い, その音を高音質に受音する.その後, HMMを用いた音声および環境音モデルにより音声・非音声の識別を行うことにより話者方向を推定する.また, 本システムの音声認識性能も合わせて評価する.評価実験の結果, 本手法により残響下でも良好に音声・非音声が識別でき, 話者の方向を推定できることがわかった.
- 2000-12-21
論文 | ランダム
- Al-Mg合金における降伏応力の逆温度依存性
- Al-Mg合金の単結晶と多結晶の降伏応力の関係
- 液体より急冷したAl-Mg合金におけるLl2型規則格子Al3Mgの生成について
- Al-Mg合金におけるPortevin-Le Chatelier効果
- 〔3〕Al-Mg合金の引張りおよび疲れ変形の透過電子顕微鏡による研究, G.W.J. Maldron, Acta Metallurgia, 1965-8, Vol. 13, No. 8, p. 897〜906, 図17,表1