マイクロホンアレーを用いたHMMに基づく音源識別の評価
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
テレビ会議システムや音声による機器の制御において, 発話者から離れた位置にあるマイクロホンで発話者の音声を高音質に受音することは極めて重要である.そこで発話者から離れた位置にあるマイクロホンでも発話者の音声を高音質に受音する方法としてマイクロホンアレーが注目されている.マイクロホンアレーを用いて高音質に発話者の音声を受音するためには, 発話者の方向を推定することが必要となる.しかし, これまでの方向推定に関する研究では, 複数の音源方向を推定することは多数試みられているが, その中から話者方向を推定することは困難であった.そこで本稿では, HMMに基づく音源識別を用いた話者位置推定法を提案する.まず, マイクロホンアレーを用いて音源方向を推定したのちに, ビームフォーミングを行い, その音を高音質に受音する.その後, HMMを用いた音声および環境音モデルにより音声・非音声の識別を行うことにより話者方向を推定する.また, 本システムの音声認識性能も合わせて評価する.評価実験の結果, 本手法により残響下でも良好に音声・非音声が識別でき, 話者の方向を推定できることがわかった.
- 2000-12-21
論文 | ランダム
- ドイツ社会民主党に於ける国家社会主義論争--Georg von Vollmarによる問題提起をめぐって
- 46)意識障害と右上肢不全麻痺で搬送され急性心筋梗塞に脳梗塞を合併し発見された脳動静脈奇形の一例(日本循環器学会 第181回関東甲信越地方会)
- 腹部大動脈瘤の経過観察中にDICを合併した一例
- SI-1 Unstable PlaqueとAcute Coronary Syndrome
- angiotensinII(AII)による血管平滑筋の細胞内カルシウム応答に及ぼすリポキシゲナーゼ阻害の影響