機械学習を用いた発話スタイル依存音響モデル自動選択による対話音声認識
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概要
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対話音声認識の精度向上を目的とした,発話スタイル依存音響モデルの自動選択手法を提案する.提案手法では,まず,発話スタイルごとに作成された音響モデルを用いて,複数の認識結果を作成する.次に,これらの認識結果の中から,言語的な情報をもとに,信頼性の高い認識結果を単語単位で自動的に選択する.本論文では,まず,自然発話音響モデルと朗読発話音響モデルを用いた予備実験により,言語尤度,品詞といった言語的な情報と,各音響モデルの認識性能との関係について示す.次に,これらの知見を用いた認識実験の結果が示されている.認識結果を自動選択するためのモジュールはSVMを用いて作成した.その結果,単独の音響モデルを用いた場合よりも,単語誤り率が,1.06ポイント低減できている.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2003-07-18
著者
-
柳田 益造
同志社大学理工学部情報系
-
山本 誠一
ATR音声翻訳通信研究所
-
安田 圭志
ATR音声言語コミュニケーション研究所
-
竹澤 寿幸
ATR音声言語コミュニケーション研究所
-
山本 誠一
同志社大学
-
安田 圭志
独立行政法人情報通信研究機構
-
山本 誠一
同志社大学工学部
-
青野 邦生
ATR音声言語コミュニケーション研究所
-
安田 圭志
(独)情報通信研究機構
-
安田 圭志
(株)国際電気通信基礎技術研究所音声言語コミュニケーション研究所
-
竹澤 寿幸
独立行政法人情報通信研究機構知識創成コミュニケーション研究センター:国際電気通信基礎技術研究所音声言語コミュニケーション研究所
-
竹沢 寿幸
(株)エイ・ティ・アール音声翻訳通信研究所
-
竹澤 寿幸
Atr音声翻訳通信研究所:(現)atr音声言語通信研究所
-
柳田 益造
同志社大学工学部
-
柳田 益造
同志社大学 理工学部
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