DCT領域での多地点映像合成処理についての検討
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概要
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利用者端末での遅延を最小限に抑えるため,ネットワーク上で複数の映像を1画面に再変換して出力するTV会議システムの構築について,その高速化を検討する.ベースバンド変換では,システム内での伸長,合成再圧縮において,DCT係数からピクセル値への変換,逆変換を行うため処理負荷が大きい.本研究では,伸長,合成再圧縮時に処理負荷の大きいDCT変換を行わずDCT領域で逆動き補償(IMC),解像度変換,動き補償(MC)をすることで高速化を図る.また入力シーケンスの動き予測情報を再利用することで,動き予測処理を省略する.これらの処理方式を採用した,DCT領域で全ての処理を行う映像合成方式の有効性について,シミュレーション実験によりベースバンド方式と比較検討する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2004-03-04
著者
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半谷 精一郎
東京理科大学
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加藤 晴久
(株)kddi研究所
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加藤 晴久
株式会社KDDI研究所
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中島 康之
(株)KDDI研究所
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瀧口 昌彦
東京理科大学
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中島 康之
株式会社KDDI研究所
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中島 康之
Kddi研究所
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中島. 康之
(株)kddi研究所
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瀧口 昌彦
東京理科大学工学部
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