知識ベースに基づいた学習者個別演習問題生成手法について(生成・要約)
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概要
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本研究は,各学習者の理解度と興味に合わせて算数の文章問題を自動生成し,その解法の習得を支援する.WBT(Web Based Training)システムの実現を目指す.本稿では,代表的な文章問題である鶴亀算を取り上げて,WBTシステムの実現方法を述べる.まず,その構造を分析し問題の基本構造と難易度の記述を試みる.次に,その基本構造から具体的な問題を自動生成するために必要な知識ベースを構築する.そして,その基本構造と知識ベースを用いて,有名な基本問題の単純なオブジェクの置き換えによる類似問題はもとより,表面的にはかなり違った応用問題までが自動生成可能であることを示す.問題生成時に難易度とテーマを指定することにより,学習者の理解度と興味を考慮できる仕組みになっている.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2004-03-04
著者
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