コミュニケーションモデルに基づくグループ能力を計測する方法の提案
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概要
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通常、ソフトウェア開発はグループで行われる。グループ作業では開発者間での複雑な事象が発生するので、開発者の能力の総和がグループの能力と等しいとは限らない。そこで新しいコミュニケーションプロセスモデルを提案する。モデルは、同一話題のコミュニケーションのばらつきに着目し、コミュニケーション発生時間の分散と尖度から構成される。6グループの実験の結果として、モデルで計算された能力の順位が製品の品質の順位と等しいと確認した。さらに、製品の品質がグループの能力を示すことができなかったとき、モデルはグループの適当な能力を計算できることを確認した。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2003-07-17
著者
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