固体試料の直接加熱黒鉛炉原子吸光法によるガラス中の鉛の定量
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概要
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ソーダ石灰ガラスは1820℃の原子化温度で融解し,その中の鉛が黒鉛炉AASにより定量できた.黒鉛炉は繰り返し使用によりソーダ石灰ガラスと反応し損傷が激しくなる.しかし,黒鉛炉内に黒鉛粉末を入れることで反応を防ぐことができた.ホウケイ酸ガラス及び石英ガラスはソーダ石灰ガラスと黒鉛粉末を反応させたものを融剤とすることで2250℃で融解し,その中の鉛が定量できた.鉛の検出限界は原子化温度によるが,鉛0.03〜0.04ngであり,試料0.5mgを分析する場合,鉛含有率0.06〜0.08μg/gに相当した.
- 1989-08-05
論文 | ランダム
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