ガスクロマトグラフィー/質量分析法によるヒト血しょう中のアンフェナクナトリウム及びその代謝物の定量
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概要
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GC/MSによるヒト血しょう中のアンフェナクナトリウム(AMF)及び代謝物(S_1,S_2,S_3)の測定法を開発した.アルカリ条件下でS_1を溶媒抽出により分離し,その後酸処理によりAMFをS_1に変換しS_2,S_3と共に溶媒抽出した.S_1及びS_1に変換されたAMFはそのまま,S_2,S_3はメチルエステル誘導体に導きGC/MSで定量した.この測定法の開発によりAMF, S_1に併せ,S_2,S_3の同時定量が可能となった.ヒトにAMF製剤を投与し,その血しょう中濃度を測定したところ,AMFとその代謝物の血しょう中濃度はそれぞれ異なる推移を示した.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1987-05-05
著者
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西尾 元宏
明治製菓(株)薬品研究所
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相沢 一雅
明治製菓(株)薬理安全性研究所
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柴山 真有美
明治製菓(株)薬理安全性研究所
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小宮 泉
明治製菓(株)薬理安全性研究所
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甲斐 文夫
明治製菓(株)薬理安全性研究所
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甲斐 文夫
明治製菓(株)中央研究所
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