湿式酸化分解-吸光光度法による黒鉛中のこん跡硫黄の定量
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概要
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黒鉛粉末を白煙発生過塩素酸中過ヨウ素酸で酸化分解し,還元蒸留後,エチレンブルーとして硫黄を吸光光度定量する方法を開発した.黒鉛1gは3時間で分解し,2ppm以上の硫黄が定量できる.この方法を用い,4か国11銘柄の原子炉級黒鉛材を分析した結果,3〜90ppmの硫黄が定量された.別に定量した金属不純物の偏析と比べると,硫黄は総じて均一に分布していると言える.本法を基準にして過塩素酸のみによる浸出を試みたところ,90%近い硫黄が回収された.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1986-11-05
著者
-
橋谷 博
島根大学理学部化学科
-
吉田 秀世
日本原子力研究所
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井澤 君江
日本原子力研究所
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安達 武雄
日本原子力研究所環境科学研究部
-
吉田 秀世
日本原子力研究所東海研究所分析センター
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安達 武雄
日本原子力研究所東海研究所分析センター
-
安達 武雄
日本原子力研究所
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橋谷 博
島根大学理学部化学教室
-
井澤 君江
日本原子力研究所東海研究所分析センター
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