ペンタチオン酸イオンのアルカリ分解吸光光度定量
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ペンタチオン酸イオンをアルカリ分解したとき,1molのペンタチオン酸イオソから2molのチオ硫酸イオンが生成される条件を検討した.本報では,この反応が完結した後,ここで生成される硫化物イオン及び亜硫酸イオンを除去してから一定量のヨウ素を加え,ヨウ素の消費量からペンタチオン酸イオンを定量することを目的とした.生成される硫化物イオンは炭酸水酸化亜鉛と反応させて硫化亜鉛の沈殿として〓別し,又亜硫酸イオンはホルムアルデヒドでマスキングした.ペンタチオン酸イオンの検量線は4×10^<-6>〜2.4×10^<-4>Mの範囲内で良好な直線を示した.1.20μmolペンタチオソ酸イオンを含む試料溶液10mlずつを用いて11回繰り返し実験を行い本法の精度を検討した結果,平均値は1.21μmol,相対標準偏差は0.52%であった.
- 1984-10-05
論文 | ランダム
- カイコの病原性のある鞭毛虫Leptomonas sp.LA-SES-AA7601の微細構造
- アメリカシロヒトリから分離されたNosema mesnili
- カイコに病原性を示す鞭毛虫,Leptomonas sp.のin vitroにおけるシスト形成
- アクリジンオレンジ,アジ化ナトリウムまたは高温処理のLeptomonas sp.に対する抗原虫効果
- カイコ幼虫の中腸上皮細胞に寄生する原虫,Pleistophora sp.(Microsporidia:Nosematidae)の増殖様式