キャピラリーオンカラムガスクロマトグラフの試作
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概要
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分析感度を検出器に工夫を加えることなく(100〜1000)倍向上させる手段として,試料注入量をスプリット法の約(100〜1000)倍注入できるオンカラム法に着目し,その装置の試作研究を行った.報文を参考にしてはじめたところ,オンカラム法の要点は,i)注射針先端における試料の分別蒸発の回避,ii)注射器のプランジャーを押す時点以降カラム中のキャリヤーガスの流量変化があってはならない,iii)溶媒ピークのすその短縮,にあることが分かった.それでi)に対してはカラムの自然冷却法を,ii),iii)に対してはリーク管を付した注入部を用いる気密下注入法を考案し,オンカラム装置を試作した.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1982-10-05
著者
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