光音響法によるポリアクリルアミドゲルの銀染色層の測定
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概要
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電気泳動法に用いられるポリアクリルアミドゲルの熱的性質を光音響分光法により測定した.モデル試料として, 乾燥した10及び50μmのポリアクリルアミドゲルにカーボンブラックを塗布し, ポリアクリルアミドゲル層の厚さの異なる試料を作製した.この試料に19.3〜134Hzの範囲で変調したレーザー光(He-Neレーザー, Hughss Aircraft, model 3230-HPC, 10mW)を照射し, 参照信号の位相の変化を測定し, 乾燥したアクリルアミドゲルの熱拡散率を求めた.この結果, ゲルの熱拡散率は2.0〜2.4×10^<-3>であった.タンパク質として卵製アルブミンを用い, ゲルに一様に溶解し銀染色した.このゲルを試料として用い, 同様の実験を行いゲルの熱拡散長に対する信号強度の測定を行った.ゲルの銀染色された部分の厚さはゲル全体の厚さ(400μm)の1/10程度で表面付近に分布していることが分かった.この結果は顕微鏡での観察より小さな値となった.
- 1996-11-05
著者
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今枝 一男
星薬科大学
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大沢 敬子
星薬科大学
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今枝 一男
星薬科大学薬品分析化学教室
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内山 一美
東京都立大学大学院工学研究科
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大沢 敬子
星薬科大学薬品分析化学教室
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寺田 周弘
星薬科大学薬品分析化学教室
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