高感度光学温度計の検討
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概要
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微小な温度変化を光学的に検出する試みとして, 光ファイバーケーブルを素材に用い, その高分子クラッド層の一部を液体に置換し, この部分を感温部とする高感度温度計の基礎的な検討を行った.オレイルアルコールなどのクラッド液と, 石英ガラスコアとの屈折率が等しくなる温度付近で, 光ファイバーケーブルの光伝送量が, わずかの温度変化で大きく変化した.この変化の度合いは, ファイバーのコア径が小さく, 感温部の長いほど大きくなった.コア径0.4mm, 感温部の長さ20mmの条件では, 光電送量が急変する1度の温度範囲において, 平均, 3.6dB℃^<-1>の温度感度が得られた.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1994-02-05
著者
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