血液中のグリコヘモグロビン分析用カルボキシメチル基導入ポリメタクリレートゲルの物性の最適化
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
グリコヘモグロビンの高速分析を目的とし, グリコヘモグロビンの分離に好適な充てん剤の物性について調べた.粒径3.7〜3.9μm, 交換容量0.26〜0.29meq/gとほぼ一定で, 細孔径の異なるポリメタクリレートゲルにカルボキシメチル基を導入した弱酸性陽イオン交換樹脂充てん剤を用い, 細孔径と理論段数, 圧力損失などのカラム性能との関係について調べた.その結果, 細孔径600〜1200Åの充てん剤を用いることにより, A_1a, A_1b, HbF, 不安定型A_1c, 安定型A_1c及びA_0の6成分を3.5分サイクル(従来比1/2以下)で分析できた.
- 1991-12-05
著者
関連論文
- 3K206 STMによる液晶分子配向状態の直接観察
- キャピラリー電気泳動用ポリエチレングリコールコーテッドキャピラリーの分離性能
- 高速液体クロマトグラフィー用微粒化ポーラスポリマー充てん剤の分離性能
- 血液中のグリコヘモグロビン分析用カルボキシメチル基導入ポリメタクリレートゲルの物性の最適化
- 高速液体クロマトグラフィーによる安定型グリコヘモグロビンA_1cの定量
- 高速液体クロマトグラフィー用多孔質ポリマー充てん剤の微粒化による性能向上
- Al(NO_3)_3 及び Mg(NO_3)_2 系アルコール水溶液から W コイル上に電着したゲルのキャラクタリゼーション
- 蒸発濃縮,原子吸光法による酸中の微量金属不純物の分析
- フーリエ変換赤外光音響分光分析法を用いたAl_2O_3及びアルミナ水和物のキャラクタリゼーション