インターカレーション試薬を用いる蛍光検出高速液体クロマトグラフィーによるポリメラーゼ連鎖反応産物の定量
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ポストカラム反応を用いた,蛍光検出高速液体クロマトグラフィーによるPCR産物の高感度定量分析について検討を行った。反応液は0.5M NaClを含む20mM Tris-HCl(pH9.0)に1/25000になるようにSYBR Greenを添加した組成とし,流量を0.3ml/minとした。この条件で検量線を作成したところ,10pgから50ngの濃度範囲で良好な直線性が得られた。また,10回の繰り返し測定を行ったときの相対標準偏差は1.01%であった。次に,感作物質を塗布したマウスから調製したPCR産物について測定を行ったところ感度良く定量分析を行うことができた。
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 2000-07-05
著者
-
山崎 俊介
鐘紡基礎科学研究所
-
新川 高志
鐘紡(株)化粧品研究所
-
山崎 俊介
鐘紡(株)化粧品研究所
-
柿島 博
鐘紡(株)化粧品研究所
-
柿島 博
鐘紡 化粧品研
-
柿島 博
鐘紡(株) 化粧品研究所安全性分析グループ
関連論文
- サイトカインを指標とした接触皮膚炎の解析(第4報) : Biphenyl化合物の皮膚感作性について
- インターカレーション試薬を用いる蛍光検出高速液体クロマトグラフィーによるポリメラーゼ連鎖反応産物の定量
- サイトカインを指標とした接触皮膚炎の解析(第3報) : Phenol系化合物の感作性及び感作交差反応
- 惹起皮膚でのT細胞サイトカイン発現を指標としたテトラクロロサリチルアニリド光接触過敏症の解析
- サイトカインを指標とした接触皮膚炎の解析(第2報)
- サイトカインを指標とした接触皮膚炎の解析(第1報)
- 化粧品・医薬品に用いられる防腐剤・殺菌剤と微生物(10) : 化粧品に使用される防腐殺菌剤の効果と安全性について
- 非イオン界面活性剤によるp-ヒドロキシ安息香酸アルキルの可溶化特性(第1報)
- パ-ソナルコンピュ-タを用いた,乳化化粧料水相中のパラベン濃度の算出システムの構築