イオン付着質量分析法の開発と応用
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概要
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有機成分をフラグメントフリーで計測できるイオン付着質量分析法について総合的に報告した.まず,装置の説明とLi^+付着によるイオン化メカニズムを考察した後,計測特性について詳述し,検出限界1v/v PPb・10^<-16>mol/s 以下,リニアリテイ6けた以上などが示されている.次に,特長となっている直接導入による熱不安定物質・熱分解ガス・排ガス・中性活性種あるいは同族体・金属錯体などへの応用例を紹介した.また,低圧・小流量・高速応答により真空プロセスやガスクロマトグラフ(GC)結合に好適な新機種の装置と応用例が示されている.最後に,今後の新展開として,検出限界や装置サイズなどの技術課題とその対策案,及びこれらの達成時に期待される"ダイレクト&リアルタイムGC/MS"とも言うべき前処理なし・GCなしの直接測定・現場測定などの新展開について述べた.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 2004-06-05
著者
-
藤井 敏博
アネルバテクニクス株式会社
-
中村 恵
キヤノンアネルバテクニクス(株)技術本部
-
井上 雅子
アネルバテクニクス株式会社
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塩川 善郎
アネルバテクニクス株式会社
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中村 恵
アネルバテクニクス株式会社
-
丸山 はる美
アネルバテクニクス株式会社
-
平野 芳樹
アネルバテクニクス株式会社
-
種田 康之
アネルバテクニクス株式会社
-
丸山 はる美
キヤノンアネルバテクニクス(株)技術本部
-
平野 芳樹
キヤノンアネルバテクニクス
-
種田 康之
キヤノンアネルバテクニクス
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