クラスタ/並列マシン上でのOLTPシステムの構築方式の検討
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概要
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UNIXを搭載するRISC WS/サーバの性能向上は主としてマシンサイクル時間の短縮に負うところが大きかった。しかし、1つのシステムが必要とする処理能力は、単一プロセッサの能力では補えないところまで大規模化してきており、今後の性能競争ではマルチプロセッサ技術が重要になると考えられる。このような技術的背景から、高性能RISC WS/サーバをLANや専用高速通進路等のH/Wを介して疎結合したサーバ群(クラスタ/並列マシン)が性能を追及する点から重要になると考えられる。そこで、弊社の分散トランザクションモニタOpenTP1を使いクラスタ/並列マシン上に、基幹系業務システムにも耐えうる信頼性を確保したOLTPシステムの形態を提案する。
- 1995-03-15
著者
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山本 展之
(株)日立製作所
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岩崎 元昭
(株)日立製作所ソフトウェア事業部
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山本 展之
(株)日立製作所システム開発研究所
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五十嵐 明夫
(株)日立製作所ソフトウェア開発本部
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宇佐見 憲司郎
(株)日立西部ソフトウェア
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