ルート競合待避用バッファを有するマンハッタン・ストリート・ネットワークの特性評価
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概要
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複数のリング状ネットワークを格子状に配置した多重リングネットワークは、複数の入出力リンクを有し、ルート選択自由度、耐障害性が高い等の特徴から高スループットが期待されMANへの適用が検討されている。特に、格子状多重スロットリングのMANへの適用例として、非蓄積転送方式のMSN(マンハッタン・ネットワーク・ストリート)が提案され、性能向上を目的とした送出リンクバッファを有する蓄積転送方式MSNの解析、評価が行われている、本稿では、各ノードに1パケット長の待避バッファを設け最適リンク競合回避を図り、さらにルーティング時に最大3バケットを考慮しリンク利用率向上を図った蓄積転送形の優先転送ルールを提案し、シミュレーションによるMSN方式との性能比較評価を行ったので結果を報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-10-16
著者
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