擬人化キャラクタインタフェースにおける履歴を用いた動作修正
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概要
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GUIに次ぐ新しいヒューマンインタフェース技術として, 擬人化キャラクタを用いたインタフェースの研究が進められている[1]. 擬人化キャラクタインタフェースは, 従来のGUIとは異なり, 人間により近い観点からインタフェースを構築するために, コンピュータの機能と人間の意図を仲介するエージェントとしての機能をもつインタフェースである. したがって, ユーザとのインタラクションは実時間である必要があり, 違和感のないことが重要である. 我々は, 動作分類に基づいた動作パターンを用いて擬人化キャラクタの動作を生成するシステムを開発したが[2], 動作パターンを用いることで, キーフレーム法や逆運動学などを用いた場合[3]よりも少ない計算量で動作を生成できるため, 実時間システムへの組み込みや動作生成も容易である. しかしながら, 個々の動作パターンについては自然な動作を用意することは可能であるが, より複雑な動炸や, 一連の動作の組みによる表現を行うと, 動作パターン間のずれによって, 違和感のある動作が生成されてしまう問題があった. そこで本稿では, キャラクタの動作の履歴を用いて動作を修正する, 違和感の少ないキャラクタの動作生成法について述べる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-03-12
著者
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