概念構造における欠落情報の推定と生成の研究
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概要
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意味処理を行なうために概念間の意味関係を記述する概念構造の構築が必要である. われわれは原情報の自己組織化による概念構造の構築手法の研究を行なってきた. 即ち, 原情報から意味関係を記述する断片的な情報を構造化情報として抽出し, それらを統合してある領域の知識をカバーできる概念構造を構築する. ところが, 膨大な量の原情報があるにも関わらず, 重要な情報が欠落している場合がよくある. 本研究では, 構築された概念構造を用いて欠落情報の推定と生成方法について二つの処理手法が提案される. それは, 情報空間の構成単位と構成規則が明確な場合, 欠落した概念および概念間の関係を網羅的に生成する手法と, 類推, 帰納推論などによる推定する手法である.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-03-12
著者
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