剛体性のみを考慮した動画像処理における標本化に基づく誤差の改善
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概要
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物体の剛体性のみを考慮した動画像処理のアルゴリズムの1つに8点アルゴリズムがある. 動画像処理は元来, 特徴点間のマッチング処理が比較的容易であるのに対し, 動画像処理の結果得られる運動及び奥行き情報が雑音に敏感であることが知られている. 動画像処理結果の雑音敏感性を改善する方法の一つに, エピポーラ拘束に最小二乗法を適用したアルゴリズムが提案されている. しかし、この、アルゴリズムを用いても, 画像からの雑音の影響を強く受けてしまい, 必ずしも良好な結果を得ることが出来るとは限らない. この原因の殆どは人力画像の標本化による誤差の影響の抑圧が十分ではないことによる. 本研究は, エピポーラ拘束に基づいたアルゴリズムに対して, 画像をカメラから計算機に取り込む際に生じる標本化誤差に注目し, この誤差に対して動画像処理が受ける影響を最小限に抑える方法についてその効果を検討する.
- 社団法人情報処理学会の論文
- 1997-03-12
著者
-
井上 哲理
神奈川工科大学情報ネットワーク工学科
-
井上 哲理
神奈川工科大学
-
井上 哲理
神奈川工科大
-
桑田 悟
神奈川工科大学工学部情報工学科
-
関 靖夫
神奈川工科大学工学部情報工学科
-
関 靖夫
神奈川工科大
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