類似度評価を用いたキーワード検索
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概要
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名称をキーワードとした情報検索では、任意のキーワードに対して、その同意語が複数存在する可能性を考慮しなければならない。これらには、「ホームラン」と「本塁打」などで表される異表記、「スズムシギンコウ」と「スズギン」などの省略語、「シュウマイ」と「シューマイ」のような表記のユレ、「タイヘイ」と「ダイヘイ」のような読みの誤りまで様々なものがある。このうち異表記については類義語辞書に関係を定義しておき、検索時に展開する方法が一般に知られている。しかしながら、上記の全てについて、それぞれ類義語辞書に登録することはメンテナンス上、効率的でないことが予想される。それで我々はこれらの同義語のうち、異表記以外に関して、キーワードと被検索文字との間の類似度を動的に算出し、類似度の高い被検索文字群の中から該当データを特定する方式を提案し、評価することにした。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-09-28
著者
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