メタファーネットワークにおける都市間相互アクセス道路の敷設
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概要
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メタファーネットワークDoReMi[1][2][3]とは,ネットワーク上の各種サービスを統一的なメタファー(都市のメタファー)を用いて提供する異機種分散系上のグラフィカルユーザインタフェースである.現在DoReMiは学内ネットワーク(TAINS)及びISDNを用いたインターネット上で構築されている.従来のDoReMiではメタファーレベルにおいては,都市が頂点に立ち,実サービスに対応する建物を包含するメタファー提供のプラットホームとしての役割を果たしていた.システムレベルでは都市サービスサーバが複数サービスとの接続を受持ちユーザインタフェース部とのインタフェースを行う立場にあった.しかし大規摸なメタファーネットワークの実現には,単一あるいは複数ネットワーク上で独立して実行される複数の都市サービスサーバのもとでも,(1)ユーザが統一的なメタファーに基づいて使用可能(2)システム全体が柔軟に構築されなければならない等の目的を満たさなければならない.そのため,サービスをいくつかの群に分け,それらを統括するものなしにサービス群間を自由に移動できるような環境が必要となる.本稿ではそのようなサービス群の,メタファーレベルおよびシステムレベルでの整合性の取れた切り分け,およびサービス群間の移動の実現について述べる.
- 1992-09-28
論文 | ランダム
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