高多重トランザクション処理環境に適用可能なロック管理表の構成法
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概要
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データベースの並行処理制御に広く使用されている2相ロック法では,トランザクション間の競合をデータのロック状態により検出する.そのため,2相ロック法を採用するシステムには一般にデータのロック情報を登録するロック管理表が設けられる.ロック管理表は並行処理されるトランザクション間で共有されるため,マルチプロセッサシステム上で複数のトランザクションを並列処理するにはロック管理表のアクセス競合緩和が重要となる.本稿では,多数のトランザクションから同時にアクセス可能なロック管理表の構成法を提案し,その効果を示す.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-02-24
著者
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